1984-03-26 第101回国会 衆議院 決算委員会 第3号
先般、中曽根総理が提案をいたしまして、世界の一流の学者、これは医学者、分子生物学者、物理学者あるいは文化的識見の高い人、あるいは神学者、宗教者等々、広い分野で世界の一流の学者にお集まりをいただいて、箱根で会議をやりました。そして、生命科学と人間というテーマで非常に深い、幅の広い議論をしていただきました。
先般、中曽根総理が提案をいたしまして、世界の一流の学者、これは医学者、分子生物学者、物理学者あるいは文化的識見の高い人、あるいは神学者、宗教者等々、広い分野で世界の一流の学者にお集まりをいただいて、箱根で会議をやりました。そして、生命科学と人間というテーマで非常に深い、幅の広い議論をしていただきました。
これを私お聞きしたときに、総理大臣の文化的識見の高いことに敬意を表すると同時に、一たん言ったならば、やはり国際的信用の問題もあるのであるから、総理大臣が先頭を切って保存をしてやる援助を差し向けるべきであると思います。
委員の数は五人でございまして、これは廣い文化的識見を有する者で、両院の同意を得て文部大臣が任命することになつております。しかし両院の同意を得て任命する前には、やはり各方面の意見を十分聽取して、民主主義的にこのお膳立てをしなければならないことは当然でございます。
第二点は、この法案として非常に大事な点でありますが、第九條の、委員会制度になりますについての、その委員の選び方でありますが、「委員は、廣い文化的識見を有する者のうちから両議院の同意を経て、文部大臣が任命する。」